第70回 なにわ放送教育研究会 報告
2008.11.19
参加者:木原・浅香・松浦・宮田・金原・佐藤・深草・櫻井・汐留・米田(敬称略)
1、研究冊子について1年間(本年度に限って)のまとめ
個人の研究の成果と課題
みんなのやってきた軌跡を残し、上書きし、どこかと対決するときに紹介に使う。
内容(案)については、別紙(松浦)参照。
偶数枚数で(見開きにするので)
1人最低1本
質疑応答ワークシートは小さく載せて、欲しい人にはメール等で対応する。
写真や作品は、本人が特定できないように気をつける。
したこと、工夫したこと、児童の伸び、番組・デジタル教材の位置づけ
実践記録だけでなく、コラムやおすすめ番組等、自分なりのアプローチで参加する。
実践報告■松浦報告(6年生)
「番組を活用した初めての英語活動」〜苦手意識からの脱却を目指して・・・〜
松浦さんの概観の説明の後、参加者全員で番組視聴(13回「家の中を探検しよう」)
@研究番組
「えいごリアン3」・「えいごでしゃべらないとJr」・「スーパーえいごリアン」
A番組分析と児童の視聴経験調査
B実践「スーパーえいごリアン」←総合的な学習に対応していることもあり
デジタル教材の先生のページを参考にした。
難しいことはできないので、発展的なものではなく簡単に。
学習内容は、グループで家の中の場所探しをし、探した物の中から班で1つづつ言う。
Where is the ○○
反省
フレーズ(Where is the ○○)をきちんと、伝え忘れてしまった。
絵カードを用意したらよかった。
家の間取り図があれば・・
教師が困ったときにさっと調べるために和英辞書があったら・・・。
質疑応答や意見(以下、発言順に徒然です)
子どもの英語活動経験は?→AETによる数時間の授業のみ。
子どもの番組視聴中のリアクションは?→笑いもあり、リアクションも少しあった。
番組のラインナップも含め、関連性がなく少し使い勝手が悪く、単発の45分の授業でコミュニケーション能力つくのかどうか疑問。
番組が学校生活や四季に準拠した内容になってほしい。4月にポップコーンを作ろうのVTRをもってこられても使いにくいのでは・・・。
きちんと単元計画をたて、構成を考えて番組を活用しなければ力はつかないのでは。
この番組や授業で何を学ばせるのか曖昧。
スーパーえいごリアンは実践的コミュニケーション力やフレーズ。番組の持ち味を、どれだけ活かせたのか?→英会話能力がない教師がどれだけ指導できるのか、そこで番組を通じてネイティブで繰り返しができる。
番組を見せるだけでは駄目なのか、それで英語に触れたといるのか?
これから導入の英語活動との番組の関連は?
そもそも、英語活動って何をしたらいいのか現場は混乱している中での番組を使った授業の位置づけは?
導入予定の英語ノート(CD・本・ノート)よりは、番組を視聴して活動するほうがいいのでは。英語活動をしている学校の親たちの中には結局、中学英語の前倒しを希望しているところもある。
しばし、英語ノートのお話。
「えいごリアン」には、教えるフレーズがあるので活用しやすいが、「しゃべらないと」は、なにを教えていいのかわからない部分があり使用しなかった。
えいごリアンに付随するワークブックやCDがあると便利。
話す・聞くをメインにしたものなので、よむ・かく的なものでないもの。
いずれにしても、ナイスチャレンジ!!(木原先生より)
■宮田実践(4年生?)
子どもの感想から考える“えいごでしゃべらないとJr.”
感想の内容を4つに分類して、分析。
その結果4年生では
主人公に共感している感想が多かった。(道徳的?)
英語に関しては、プラス思考の児童が多い。
6年生では
会話の内容がわからない。英語がわからない。→もっと知りたいの裏返しか?
1年生から見たり、活動している(慣れ親しみ過ぎて)ので、えいごリアンが、つまらなくなってきている。
視聴させてみて実感的感想もしも、英語に対してプラスイメージを持つことが目標ならば、
7時25分で
給食で
道徳で
提案 季節を感じる内容
学校行事と関連させる(外国での運動会・入学式・夏休み・遠足は?等)
学校生活と関連させる(給食・掃除等)
キーセンテンスのある番組→教師の不安は発音
学校のカリキュラムとの融合→学校で使うのならば・・・
英語ノートとの関連を持たせて
合科的(体育・図工・音楽・理科)に関連させる
新指導要領より 番組で疑似体験なのか、プチ模倣するのか、リアルな体験を持てるのか。
態度の育成をどうするのか。
外国語に慣れ親しむには・・・。
質疑応答・意見(以下、発言順に徒然です)
貴校が1年生から年間20時間程度の実績のある児童ならば、英語力はついているはずでは・・・。それならば番組をみて、フレーズが拾え、難しさはないのでは?→児童の「わかる」の意味がちがっているので・・・。
番組で何を言っているか分からないという児童がいることについて
(こんだけやっていてわからないのは、今までの積み重ねがないのでは。工夫しなければならないのでは。)
しばし、評価について議論
評価が不可能?何ができたらいいのか?
テスト・ワークシート(受験英語?知識理解?)では、コミュニケーション能力を評価しうる内容ではない。
会話としての英語を身に付けるのか?そのための「えいごリアン」とはいえ、教師が会話できない現状では結局、その後の活動に続かず番組を十分に使用できないのでは?
→(それに対して)会話できないけど、ゲームなど資料などを何とか活用し楽しく活動できたという意見も。
楽しさ・経験・達成感が外国語活動には必要。
何をやったか、覚えていない、残らない、ではアカン。
ワンウェイでの授業では、本当にコミュニケーション能力(双方向で成立)がついているのか。番組の使い道がわからない。
言える(読み書ける話せる)ではなく、何とかしようとしているかが評価の観点になることが大切。
英語との出会い方が良いものになることこそが重要。
小学校が英語嫌いの製造場所になってはならない。
他教科でも、1つの題材で急激になにかが変わるわけではない。
現実的には、35時間(活動時数)の布石
時間の使い方も大切
授業の感覚としては、「楽しさ」・「慣れ親しむこと」に重点でいいのでは。
来年度にむけて提案 ひとり1回は、英語に関する番組を実践すること(特に高学年になったら)
とにかく LET‘S TRY!
反「英語ノート」にするのか → そこまでこだわる必要はない。
学校放送番組以外(EX: チャロ)も使おう。
次回のお知らせ12月26日(金)は、大教大で。14時から
全員発表すること
発表者・時間・形式等は、松浦さんが集約し告示します。
全放連の方も報告をお願いします。
忘年会は佐藤・櫻井が段取り。